アロマテラピー

アロマテラピーって？

アロマテラピーは、植物の花や葉から抽出した香り成分である「精油（エッセンシャルオイル）」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。

アロマテラピーの効果

自律神経やホルモン、感情を司る機能に直接働きかける

香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用やトリートメントによって皮膚に吸収される作用により、人間の自然治癒力を高め、疲れた心身を癒してくれます。その香りは自律神経を整え、疲れた心と身体を癒してくれます。

素早い浸透性

呼吸をすることで肺から取り込まれた香りの成分が、血流にのって素早く全身へ。またマッサージなどで皮膚に塗ることでも、毛細血管やリンパ管から有効成分が吸収され、全身に運ばれます。どちらのルートでも「香り」の成分は、想像以上に素早く体に浸透していきます。

アロマテラピーの魅力のひとつは、この即効性。症状にもよりますが、「試したとたんに気分が癒された」「よく眠れた」「頭痛が治まった」などの声は少なくありません。

アロマが吸収される3つのルート

アロマが私たちの心身に及ぼすメカニズム。
これはアロマテラピーに使用する精油の匂い成分が、どのようなルートで体内に吸収されるかが関係しています。
精油の匂い成分が体内に吸収されるルートは、主に以下の3つです。

◆ルート1　鼻から脳へ

匂いの成分が鼻の奥にある嗅細胞を刺激し、その刺激が電気信号へと変化して脳にダイレクトに伝達されます。なので症状にあった匂いは脳に直接伝達し、10～15分で改善につながると言われています。

◆ルート2　肺から全身へ

鼻や口から吸収された匂い成分が気管を通過して肺に送られ、細胞から血液に流入して全身の組織や細胞へ運ばれます。

◆ルート3　皮膚から全身へ

匂い成分は分子が小さいため、皮膚の奥にある毛細血管にまで浸透します。そして毛細血管を流れる血液にのって、全身の筋肉や器官に運ばれます。